【レビューと作例】NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

撮影機材

昨年(2022年)の9月頃に、Zマウントの標準ズームレンズ『NIKKOR Z 24-120mm f/4 S』を購入していました。使用して約半年が経過しましたので、簡単なレビューと作例を掲載したいと思います。

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レビュー

操作性・機能性

沈胴式ではないため、即座に撮影が可能です。ネット上のレビューを参照するとズームリングが重いといった声も見かけましたが、私は特に違和感を感じませんでした。必要十分な重さという印象です。

レンズ先端寄りの位置にフォーカスリングが独立して付いています。Z6を例に取ると設定メニュー『a13:AF設定時のフォーカスリング操作』をONにすることでAF時にも瞬時にMF操作することが可能になります。AFでおおよそのピント位置を合わせて、MFで追い込むといった使い方も簡単にできます。

L-Fnボタンが付いており、適当な機能を割り当てることができます。試しに『拡大画面との切り換え』を割り当ててみました。AFでピント合わせをした後、L-Fnボタンを押下することで瞬時にピントを確認なんて使い方もできます。ただ、私の場合はそこまで使用頻度は高くないです。

その他にはフォーカス動作の切り換えスイッチがあります。私は基本的にAFと設定しています。

 

表現力

Zマウントのレンズは解像力が素晴らしいと言われることが多いですが、このレンズの解像力も素晴らしいです。開放からシャープってやつですね。

子どもの瞳をクローズアップした写真を撮ることも多いのですが、ピントをしっかり合わせていれば、まつ毛の一本一本までしっかり解像していました。

望遠端120mm、f/4で撮れば、撮り方によっては背景をそれなりにぼかすことができます。

最短撮影距離がズーム全域で0.35mというところもありがたいところです。寄れずにストレスが溜まるといった事案も少なくなります。また、望遠端120mmでも0.35mまで寄れるので、クローズアップした写真が撮れます。数値で表すと、最大撮影倍率 は0.39倍となります。だいぶ寄れます。

 

携帯性

Fマウント機時代に同じようなレンズ『AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR』を使っていました。その時のカメラボディがD750でして、『D750+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR』ではズッシリと重みを感じていました。

『D750 24-120 VR レンズキット』のレビューと思い出
D3300を使用して約3年、2018年頃に私はフルサイズのカメラへステップアップしたいという思いが強くなりました。そこで目に付いたのが、値段もこなれてきたD750でした。そんなD750手放すことになりました。

一方、今の組み合わせ『Z6+NIKKOR Z 24-120mm f/4 S』ですと、そこまでのズッシリとした重みは感じません。もちろん軽いわけではありませんが、苦痛になるほどの重量ではないと私は感じています。この点については、Fマウントで同様のレンズ組み合わせを経験しているかで、体感が変わってくるところかと思います。

長さについては、何もカメラについて知らない人から見たら望遠レンズと勘違いされることもあるかもしれませんね。コンパクトとは言えない長さだと思います。

 

総評

Fマウントの『AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR』を使用していた私にとって、Zマウントの『NIKKOR Z 24-120mm f/4 S』の登場は非常にありがたかったです。しかも、Fマウント時代よりも寄れるようになったのは使い勝手の上で大きいです。

価格も他社の同等品と比較して高いわけでもなく(むしろ安価?)、私でも手の届く金額だったので良かったです。

Z6を購入したときのキットレンズ『NIKKOR Z 24-70mm f/4 S』と比較して、望遠端が伸びたので非常に使いやすいです。

【レビューと作例】NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
レンズレビューを書きたいと思います。今回はZ6を購入したときのキットレンズである『NIKKOR Z 24-70mm f/4 S』です。標準小三元レンズの一角を担います。

また、便利ズームレンズ『NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR』と比較すると、f/4通しである点と寄れるという点が優れています。

【レビューと作例】NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
今回はレンズレビューを書きたいと思います。レビュー対象はNikon Zマウントレンズである『NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR』です。いわゆる便利ズームと呼ばれるレンズです。

結果として、『NIKKOR Z 24-70mm f/4 S』『NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR』に置き換わるレンズとして素晴らしい役割を果たしております。本レンズ『NIKKOR Z 24-120mm f/4 S』を購入して非常に満足しております。主力レンズです。

 

作例

作例は新しくお出しできるものが撮影できたら順次このページ内に追加していきます。

作例で掲載している写真の撮影、現像条件は下記のいずれかです。

  • RAWデータにLightroomにてカメラ準拠のピクチャーコントロールを適用しJPEG出力。
  • JPEG撮って出し。但し、Lightroom経由でブログ用にリサイズ。

また、撮影時の情報(絞り、SS、ISO感度等)は写真の中に透かしとして入れてありますので参考にしていただければ幸いです。

それではご覧ください。


JPEG撮って出しです。

鈴鹿市の千代崎海岸で見る月です。

 


RAWデータにピクチャーコントロール『ビビッド』を適用しています。

先程の月と同日、鈴鹿市のげんき花火大会の花火です。

 


JPEG撮って出しです。

DXクロップしています。もともと望遠端で寄れるレンズですので、DXクロップをすることで更にクローズアップできるようになります。

 


JPEG撮って出しです。

白鳥庭園で撮影した何かの葉っぱです。キレの良い描写ですね。

 


JPEG撮って出しです。

津市芸濃町椋本の彼岸花とモンキー125のミニチュアと。

 


JPEG撮って出しです。

鈴鹿市の千代崎海岸で撮影した一枚です。

 


JPEG撮って出しです。

同じく千代崎海岸での一枚です。海のキラキラとした光を玉ボケにしてみました。

 


RAWデータにピクチャーコントロール『ソンバー』を適用しています。

鈴鹿市の彌都加伎神社(みずがきじんじゃ)の花手水です。

 


 

関連リンク

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