先日、念願の超広角レンズを購入したのですが、その試し撮りを三重県津市のマリーナ河芸で行いました。今回は白鳥庭園に場所を移し、超広角レンズを使用した撮影練習を行ってきました。
超広角レンズに対する第一印象
上記記事に記載させていただいているのですが、私が超広角レンズ(AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED)に抱いた第一印象は3点でした。
- ワイド端(18mm)は思いのほか画角が広くなかった
- ワイド端(18mm)の歪曲が大きい
- テレ端(35mm)はスナップ的に使用できそう
これらの特性を踏まえつつ、今回はLightroomによるレンズ補正ありの写真を確認していきたいと思います。
画角の広さを再確認
ワイド端(18mm)
竹林を撮影してパースを見る
ワイド端(18mm)
超広角レンズを入手したら一度は撮影した見たくなる被写体の一つ、竹です。超広角レンズの持つパースが良く効いている写真になったかと思います。このような感じで迫力が出せます。
アジサイを接写してみる
ワイド端(18mm)
今回購入したこのレンズですが、最短撮影距離が0.28mとなっています。広角レンズはボケの量が少ないと言われますが、この最短撮影距離を活かして被写体に近付いた撮影を行うと、ある程度のボケを得ることができます。
ここまでの3枚についてですが、漫画などで時々見られる強調線のような効果が得られているように見えないでしょうか。その影響で、被写体が迫ってくるような印象を受けます。この効果をうまく活用することで、更に迫力のある写真を撮影できるかもしれません。
こちらはワイド端で絞り開放の写真です。比較的ボケの効果を得られていると感じます。
テレ端(35mm)
テレ端での写真です。先ほどまで見られていた強調線のような効果は低減しています。35mmまでくると超広角レンズのクセが低減しています。スナップ撮影にも使えそうだと改めて感じました。
目的を定めないと閑散となりがち
ワイド端(18mm)
よく言われているのですが、超広角レンズは閑散とした写真になりがちです。と言うのも、画角が広い分様々なものが写ります。様々なものに余分なものが含まれる、不必要な余白が多くなるなどすると閑散とした印象を受けてしまいがちです。
手ブレしづらい
ワイド端(18mm)
超広角レンズの持つもう一つの特性が、手ブレを起こしづらいことです。この写真はシャッタースピード1/10sですが、手ブレを起こしませんでした。奥に見える小さな滝が糸を引くような表現も手持ち撮影で行いやすいです。
まとめ
この日の撮影を通じて、超広角レンズの特徴を更に確認することができました。上手に活用していきたいと思います。
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