先日、TAMRONの標準大三元レンズA032(SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2)を購入しました。曇天ではありましたが、桜が咲き始めた田古知川で試し撮りしてきました。
田古知川の桜
田古知川は、知る人ぞ知る鈴鹿市の桜スポットです。昨年、この場所で撮影した写真を掲載した記事を書きました。ポツポツアクセスしていただいているので、多少なりともインターネットで田古知川の桜について調べている方がいらっしゃるのでしょうか。
昨年見に行った、満開のタイミング(3月31日)での桜は見事でした。
今回は3月30日に撮影に行きました。昨年とは1日差なのですが、満開にはほど遠い状況でした。
A032を購入した経緯
これまでは標準域の撮影は、D750のキットレンズであるAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRを使用していました。Nikon純正で、いわゆる小三元レンズなので必要十分な性能ではあるのですが、せっかくフルサイズのセンサーを持つカメラを使用しているので、もっとボケを生かした撮影をしたいと思うようになりました。単焦点レンズだと解放F値も小さくなるのでボケを生かした撮影が可能ですが、いかんせん機動力に欠けます。
そこで購入対象になり得るのは大三元レンズ。Nikonの大三元は評判も良く、描写も確かだと思うのですが、価格が高いのと、サイズが大きいことがネックになります。それらのネックを解消した物が、TAMRONのA032だったわけです。
サイズ感は今使用しているAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRとほぼ同等なので問題なし。重量は少し増しますが、許容範囲内と判断しました。
そして、インターネットの口コミなどを見ても評判が良かったA032の購入に至りました。
新レンズの試し撮り
天気は曇り空でした。田古知川沿いに並ぶ桜の開花状況はご覧のようにまばらです。
せっかくf2.8通しのレンズですので、解放での描写を確認してみました。ワイド端24mmでの撮影ですが、かなり周辺減光が目立っていますね。周辺減光については、後から補正が容易ですし、場合によっては写真の味になるので、私はあまり気にしません。むしろ、レンズの個性を楽しみます。
テレ端70mmの解放での撮影です。焦点距離が大きくなると、周辺減光は改善されます。開花した桜の花びらと、赤い葉っぱのコラボレーションは珍しい気がしますが、実際の所どうなのでしょうか。
木によっては多くの花を咲かせている木もありました。
解放でのボケの様子はこんな感じ。フルサイズセンサーかつ明るいレンズで、ボケを生かした撮影が捗りそうです。
まとめ
桜の開花状況、天候は少し残念でしたが、新レンズの試し撮りをできました。来週末、満開の桜を撮影したいところですが、タイミング的にどうでしょうか…。ひとまず、新レンズと共にこれからも撮影を楽しんでいきたいと思います。
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