雪の舞う六華苑に行ってきました

撮影記

今日は朝一で桑名市に行く用事がありました。用事を済ました後、以前から行ってみたかった六華苑に行ってみました。

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場所(by GoogleMaps)

六華苑は桑名市の中心部から車で10分程度の場所にあります。木曽三川の揖斐川の近くになります。さらに、そばには七里の渡跡がありますので、セットで回ることも可能です。

夜の九華公園と七里の渡し跡
先週の土曜日の夕方以降、桑名市で数時間時間を潰す必要がありました。どこか写真の撮れるようなところはないのかと考え、九華公園および七里の渡し跡を訪れました。

苑内

六華苑の門はこのような形になっていました。和風の門構えですね。入苑料は460円でした。

 

入苑の手続きを済まして、苑内を進んでいきます。

 

さらに進んでいくと建物が見えてきました。左側の青い建物が洋館、右側に少し見えている建物が和館です。

 

和館

暖かな日が射し込む縁側。外は寒かったですが、このように風が避けられる場所ですと暖かかったです。一方外は極寒でした。こんな縁側でのんびりと時間を過ごしてみたいものです。

 

和室。畳の部屋は良いものです。

 

今見返してみると、和館での撮影写真は左右対称のものが非常に多かったです。

 

和館は所々このように暗い場所がありました。実際の見た目に近いように現像しました。少しばかり怖さも覚えました。

 

洋館

サンルームと呼ばれるエリアです。こちらも日が射していて暖かかったです。

 

六華苑を設計した人はジョサイア・コンドルというイギリスの建築家です。そのジョサイア・コンドルの設計思想の一つが、この2枚の写真に含められています。一体どのような点かおわかりでしょうか?

正解は窓の傾きです。ジョサイア・コンドルは『直線の単純さ』というものを嫌ったらしく、そのような思想が設計にも反映されています。

このわずかな傾きが人間の感覚に働きかける部分もあるようで、少しばかり目眩のような感覚を引き起こすこともあるそうです。

 

これは寝室の電球です。建物内のものの多くは、復元などにより再現されたものが多いのですが、この寝室の電球の傘は建設当時のものだそうです。

 

Instagramブームに乗って、Kuwanagramといったパネルも置いてありました。後でインスタに投稿しよう。

 

 

庭園

中庭と言えば良いのでしょうか。

 

裏庭と言えば良いのでしょうか。

 

和と洋が隣り合わせになっている風景がとても不思議な感じがします。

 

 

雪と六華苑

退苑間際に雪が舞ってきました。一度は退苑したのですが、雪が降り続いており、なかなか狙って雪の日に来られるわけではないことを考えた結果、再入苑しました。

再入苑は半券を見せ『もう一度入らせていただいて良いですか?』と聞いたところ、快く許可していただけました。

 

取り急ぎ撮影した、庭に降る雪。

 

木の葉っぱにも雪が舞い降りていました。三重県に住んでいると、雪は年に数度は降るのでそこまで珍しいものではないのですが、少しばかりわくわくしてしまいます。

 

雪の舞う中写した洋館と和館。

 

比較的良い感じに雪が写ってくれました。この柔らかいと言いますか、優しいと言いますか、このような表現を雪でもっと上手にできるようになりたいです。

 

雪も止んできて晴れ間も見えてきたので、本当に退苑しました。

 

まとめ

六華苑、ジョサイア・コンドルの設計思想を垣間見ることができました。雪の降るような寒い日でしたが、建物内がメインということもありゆっくり見ることができました。

ただ、どうしても足元は冷えます。建物内ではスリッパに履き替えます。さらに、エリアによってはスリッパも脱ぐ必要があります。真冬に来られる方は靴下を二重履きにするなど、足元の防寒対策をしっかり行ってきた方が良さそうです。

雪という付加要素も加わり、良い六華苑訪問になりました。

 

撮影機材

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