現在、私の使用しているカメラはZマウントであるZ6。それ以前はFマウントのD750を使用していました。そのため何本かFマウントレンズを所有していていたのですが、今回完全にZマウントに移行することにしました。
今回整理対象となったのは、いわゆる標準レンズと呼ばれる50mm画角の単焦点レンズ『F-S NIKKOR 50mm f/1.8G』です。大きい声では言えませんが、妻からプレゼントしてもらったレンズであります。…もちろん妻には売ることの了承を得ています。
レビュー
フルサイズ対応の単焦点レンズですが、価格は2万円台で購入することができます。
フードを付けてもご覧のようにコンパクトです。ですので、以前私が所有していたD750などに付けると、コンパクトにフルサイズカメラを楽しむことができます。
50mmなのでスナップにも向いているかとは思うのですが、寄れない(最短撮影距離0.45m)のが玉にキズだと思ったことが何度かあります。例えば、左手に買ったものを持ってそれを撮影するときとか。
それ以外は不便さは感じたことがない気がします。開放f値も1.8なのでフルサイズならではのボケも楽しむことができました。
思い出
ここからは作例と言いますか、このレンズで撮った写真を振り返ってみたいと思います。
こちらの写真は2018年の初日の出の写真です。使用していたカメラはAPS-C機のD3300。振り返ってみるとAPS-C機しか持っていない頃にこのレンズを手に入れていたようです。APS-Cでの35mm換算画角は75mmになります。中望遠気味になります。初日の出もご覧のように綺麗に撮ることができました。
こちらはフルサイズ機D750で撮影していた1枚。夜の桜を撮影していました。背景のボケは口径食が気になりますが、フルサイズ機ということもあり大きなボケを楽しむこともできました。
こちらは白鳥庭園で撮影した緑。絞るとそれなりに解像します。
有松の町並みもこのレンズとともに歩いていました。
再び白鳥庭園に訪れていました。紫陽花の時期に。
時は流れて昨年、2020年の元日です。カメラはZマウントのZ6に移行しています。マウントアダプターFTZを使用しての写真。
椿大神社での写真。Z6で本レンズを使用すると、ボディ内手ブレ補正の恩恵を受けることができます。Fマウントカメラで使うときより、手ブレに対する耐性があります。
そして東員町のコスモス畑へも行きました。
まとめ
このレンズで撮影した枚数は約2,000枚でした。要所要所で使用したレンズでした。もらったレンズなので少しばかり心苦しさもありましたが、Zマウントへの完全移行を決意したので…。
最後には家族写真を撮影した後、売却しました。
Fマウントをご利用の方なら安価に買える単焦点レンズですのでオススメのレンズです。
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